padrinoを導入してみた
今回はrubyのフレームワークであるPadrinoを使ってみたので導入手順をまとめていきます!
基本的な使い方についても触れられたら。
Padrinoは
- RoR使うほど大規模な物を作るつもりはない
- けどSinatraじゃ小さすぎるというか心細い
みたいな時にうってつけのフレームワークで、マイクロレベルの物にちょこちょこ欲しい物をくっつけていって開発を楽にしよう!という感じです。
という事で導入から。
$ gem install padrino
はい、これでインストールは終わりです!
簡単ですねー(゚∀゚)
次に、プロジェクトを作成します。
Padrinoには(あえて比較はしないw)generateというサブコマンドが用意されていて、いろんな物をさくさくっと作る事ができます。
プロジェクトから始まり、コントローラーやモデルも作れてメーラーやマイグレーションなどもテンプレートをコマンドを叩くだけで用意してくれます。
そんなgenerate機能を使ってプロジェクトを作成します。
generateは長い!という方はgenとかgでも同じ動きをするので是非どうぞ。
$ padrino g project PadrinoSample -e erb -t rspec -s jquery
オプションがいくつか用意されていて、お好みの環境にカスタマイズしてプロジェクトをスタートさせる事ができます。
もちろんオプションなしでもデフォルト設定が適用されるのでなしでもOKです。
Options | Default | Aliases | Description |
---|---|---|---|
bundle | false | -b | execute bundler dependencies installation |
root | . | -r | the root destination path for the project |
dev | false | none | use edge version from local git checkout |
app | nil | -n | specify app name different from the project name |
tiny | false | -i | generate tiny project skeleton |
adapter | sqlite | -a | specify orm db adapter (mysql, sqlite, postgres) |
コンポーネント | 初期値 | 別名 | オプション |
---|---|---|---|
orm | none | -d | mongomapper, mongoid, activerecord, datamapper, couchrest, mongomatic, ohm |
test | none | -t | bacon, shoulda, cucumber, testspec, riot, rspec |
script | none | -s | prototype, rightjs, jquery, mootools, extcore, dojo |
renderer | haml | -e | erb, haml, slim, liquid |
stylesheet | none | -c | sass, less, scss, compass |
mock | none | -m | rr, mocha |
↑こんなのが使えます!
これで準備が終わったので、作成されたプロジェクトディレクトリ内へ入ります。
$ cd PadrinoSample
すると中にはGemfileが用意されていて、bundle installして!と言わんばかりですねw
じゃあしましょう。ここではBundlerについては割愛します。
$ bundle install --path vendor/bundle
ついでにコントローラーも準備しちゃいましょう。
ここからはBundlerさんおまじないのbundle exec をコマンドの頭につけます。
基本は変わりません!
$ bundle exec padrino g controller hello
先ほどprojectだった所がcontrollerに変わってるだけです(`・ω・´)
これで/helloが触る事ができるようになりました!
次の様にすると、はじめから/hello内のルーティングを用意してくれたりもします。
$ bundle exec padrino g controller hello get:index get:hoge
あとはapp/controllers/hello.rbを編集すればルーティングの完成です!
get :index do "hello padrino!" end
最後にブラウザで表示してみましょう!
PadrinoはWEBrickが使えるようになっているので、使わせてもらいましょう。
使い方は、別タブでターミナルを開いて、プロジェクトルートで
$ bundle exec padrino start
簡単ですね(゚∀゚)
※僕はMacからScientific LinuxをVM経由で立ててiTermからSSHで繋いで使っています。 Winから同様に繋ぐ場合は SSH転送をお忘れなく。(TeraTermでやろうとしたとき軽くはまりました)
立てたらいよいよ動作確認してみましょう!
http://使っている環境のIP:3000/helloにアクセスします。
表示されたなら成功です!
Padrinoライフを送る事ができますね(^ω^)
今回はここまでにしたいと思います!
また機会があれば続きとか備考とか書こうかな。
参考: